市内第3ブロックは、3月27日、大阪市内で、市民・住民に密着した地域公共サービスの充実にむけ、決起集会を開きました。集会では、公共サービスそのものを破壊しようとしている勢力に断固として立ちむかい、共に助け合う「共助」・公共サービスを提供する「公助」を切り捨てる世の中の流れを阻止するため、全力でたたかいを進めることを確認しました。
市内第3ブロックは、子どもの安心・安全と食育の推進、安全・安心・快適な公共交通の確立にむけた多様な取り組みなど市民・住民に密着した地域公共サービスの提供に努めるとともに、住民サービスの充実にむけ業務と労働組合政策を融合させた運動を推し進めてきました。しかし、現状は、このような地道な運動を壊す勢力が台頭しています。市内第3ブロックでは、大阪の自治を取り戻すたたかいの第一歩として、350人の参加のもと総決起集会を開きました。
あいさつに立った寺西由記江・議長(大阪市学給労委員長)は「今の日本の動きは公共サービスそのものを破壊しようとする流れが顕著に表れており、強い危機感を持っている。また、現在の大阪市についても『破壊』を前提とした政策が推し進められており、住民に適したサービスを提供するに至っていない」と強く訴えました。
さらに、「大阪市廃止・分割案」の是非を問う住民投票が5月17日に実施することが決まっていることから、寺西議長は「『反対』の意思を明確にし、否決する運動の広がりが求められている」とし「連合大阪・府本部・市労連に最大限結集し、最後までたたかい抜く」との強い決意が述べられました。
また、山口府本部副委員長から、激励あいさつがあった後、来賓として、「前田佳則・大阪府議会予定候補(箕面市・豊能郡)」、「西てつし堺市議会予定候補(堺市西区)」、「ながお秀樹大阪市会予定候補(東淀川区)」、「くつざわ和夫大阪市会予定候補(旭区)」、「えがわひろし大阪市会予定候補(港区)」の5人が駆けつけ、集会の激励と公共サービス充実にむけた意気込みが語られました。集会の最後には、上谷高正・副議長(大阪市従委員長)の団結ガンバローで集会を終了しました。