大阪市従業員労働組合(以下、大阪市従)は、2015年12月5日に「大阪市従業員労働組合結成70周年記念レセプション」をザ・リッツカールトンホテル大阪で開きました。大阪市従は、戦後再結成から70年を迎えるにあたり、サブテーマを「時代を翔る ~ときを刻み続け70年 運動の魂揺るがず~」とし、新たな気持ちに立って、運動にまい進する決意を固めました。
主催者あいさつに立った、上谷高正・執行委員長は、歴史的な大阪市従の取り組みや2005年以降、公務員・労働組合バッシングに対峙してきた10年間の取り組み経緯にふれるとともに自治労本部をはじめ、再結成70年のお祝いに駆けつけた来賓の方々に深く感謝の意を表しました。
大阪市従は、強固な統一と団結を礎に、組合員の生活と権利を守るたたかいを推し進め、一貫して反戦平和のたたかいと現業差別をはじめとするあらゆる差別を撤廃するたたかいを進めてきました。また、時の移り変わりとともにその時代に的確に対応し、歩みを続けるとともに組織の綱領に掲げた三つの信念を胸に刻み込み、時代に見合った運動のあり方を示してきました。再結成から70年、あらためて大阪市従運動の原点を見つめ直しつつ、諸先輩方が不断の努力と団結力で培ってきた歴史と伝統を継承し、取り巻く環境が変わろうとも、運動の魂は揺らぐことなく、80周年へ、未来へとウイングを広げて飛翔していきます。