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自治労大阪府本部第15回自治研集会報告 その1

環境リサイクル分科会
各職場で実現可能な活動とは

 2012年5月19日に府本部が地方自治のあり方を見つめ直すことをテーマに大阪市内で開いた大阪地方自治研究集会では、地域と行政をつなぐさまざまな取り組みが分科会で報告・議論されました。各課題別分科会での議論を振り返り、大阪自治研集会で築いた成果を再確認していきたいと思います。第1回目は大阪市従の山本正人さんの天王寺動植物公園での活動報告などで意見交流・議論した環境リサイクルの分科会について報告します。

環境リサイクル分科会

 分科会では、福島原発事故など環境に対して大きな被害をもたらした事例などを振り返り、今一度、環境問題を問い直す時期に来ているとして、天王寺動植物公園で取り組まれているゾウのふんを堆肥にして市民に配布、家庭菜園などで緑化を推進させる取り組みが紹介されました。この取り組みは、保育所などで野菜を育て、子どもたちへの緑化啓発・食育を図る環境活動荷もつながるものです。

 大阪市従の山本正人さんが実際の活動について説明し、参加者全体での意見交流も行われました。参加者の認識を一致させるために発言された内容を記録・図式化していくファシリテーション・グラフィックの手法が用いられ、▽感想▽期待感▽意見・要望▽今後に向けてなどとした4項目について会場から意見を募り、議論を発展していきました。

 分科会には、各自治体の現業職場・公営企業職場で働く職員らが多く参加し、熱心な議論が行われました。また、実際に現場で取り入れ可能な取り組みは何か、などについても話し合われ、今後、各職場で市民協働の下、進めていける環境リサイクル活動を模索しながら、職場での取り組みを進めていこうと呼びかけられました。

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