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統一自治体選後半戦 維新 3市長選敗れる
組織内候補全員当選
八尾 田中市長 維新に競り勝つ

更新日:2015年5月11日

 統一自治体選後半戦が、4月26日投開票され、府本部組織内候補の中野修さん(豊中市議会)、酒井ひろゆきさん(豊中市議会)、中浜みのるさん(高槻市議会)、大塚光央さん(枚方市議会)、島こういちさん(四條畷市議会)、ながはら康臣さん(富田林市議会)の全員が当選を果たしました。自治体首長選挙では、田中誠太さん(八尾市長選)が維新の会との激戦の末、当選を果たした。田中市長は、「府民のちから2015」の推薦を受け、維新の会が推薦する候補者に対維新を全面に押し出し選挙戦をたたかいました。府内の首長選挙では、維新の会が推薦する3候補が相次いで落選するなど、自治体首長選挙では、反維新の意思表示が出た形です。

 結果は、多田利喜さん(富田林市長選)が無投票で当選し、はまだ剛史さん(高槻市長選)、國下和男さん(藤井寺市長選)が選挙戦を制しました。しかし、阪口善雄さん(吹田市長選)、南部はじめさん(寝屋川市長選)は、惜しくも当選を果たせなかった。府本部推薦候補は15人が当選しました。

 当選した島こういちさんは、「これだけの票をいただけたことは、皆さんの応援あっての結果。本当に感謝したい」涙を浮かべ支援者に対し感謝の意を述べました。

 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割するいわゆる「都構想」の実現を掲げる大阪維新の会は、前半戦の勢いを保持しつつ後半戦に突入。しかし、八尾、吹田、寝屋川の3つの市長選で敗北する結果となり住民投票を控えるなか大きな打撃となると報道各紙は分析しています。

当選した島議員(四條畷市議会)

当選した島議員(四條畷市議会)

支援者からのお祝いの花束を受け取る中野議員(豊中市議会)

支援者からのお祝いの花束を受け取る
中野議員(豊中市議会)