府本部は7日、PLP会館で第146回中央委員会を開きました。対面とウェブ参加をあわせて56単組85人が出席し、当面の闘争方針をはじめとする8つの議案がすべて承認されました。また、欠員となっていた中ブロック選出執行委員の選挙が行われ、候補者が信任されました。
主催者あいさつを行った國眼委員長は、1月26日に投開票が行われた茨木市議会議員選挙について言及しました。自治労が推薦する「にきかずよし」さんをはじめ、連合大阪推薦の4候補全員が当選したことを報告し、組合員の協力に感謝の意を述べました。また、2024春闘で2年連続となる高水準の賃上げ率が実現し、人事院勧告でも大幅な引き上げが示されたことを挙げ、こうした結果から公務員の賃上げと連合春闘との関係性を再確認し、春闘期には組合員の声を集め、要求と交渉を積み上げていくことが重要であると強調しました。
議案審議では、人員確保による公共サービスの維持・拡充、働きやすい職場の実現、公民の垣根を越えた賃金・労働条件の改善を目標とした第1号議案「自治労大阪府本部2025春闘方針」が提案されました。続いて、第2号議案「2025組織強化と拡大にむけた取り組み」第3号議案「当面の方針」第4号議案「2025年度府本部役員選挙の実施について」第5号議案「青年部規則の改定について」第6号議案「選挙委員の選出について」、第7号議案「自治労への離籍専従役員登録申請について」第8号議案「加盟組合の組織形態の変更と脱退について」が順次提案され、いずれも圧倒的多数で可決されました。
また、自治労が募集した2025年度ジェンダー平等推進キャッチコピーにおいて、大阪交通労働組合の組合員の作品「僕の子の 最初の言葉 『パパ』がいい」が佳作を受賞したことが紹介されました。議案採決後に表彰式が行われ、國眼委員長から表彰状が授与されました。
その後、春闘の取り組みや新規採用者・臨時・非常勤職員の組織化、再建されたユース部の活動推進、女性参画とジェンダー平等の着実な前進、そして7月に行われる第27回参議院選挙において岸まきこ参議院議員の再選をめざす取り組みなどを力強く進めるとした闘争宣言を採択し、組合としての方針を確認しました。最後は國眼委員長の発声による「団結がんばろう」で締めくくりました。