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府本部2025団結旗びらき組織と運動の再生と強化の1年に 茨木市議選・参院選への結集呼びかけ

府本部は9日、大阪市内でこくみん共済coop自治労共済推進本部大阪府支部と共催で旗びらきを行い、単組代表者や自治体議員連合会員など約100人が参加しました。来賓に、連合大阪から事務局長、部落解放同盟から執行委員長を迎え、1月26日に行われる茨木市議会議員選挙と7月の参議院議員選挙の取り組みへの結集を呼び掛けました。

取り組みへの結集を呼びかける國眼委員長

取り組みへの結集を呼びかける國眼委員長

岸まきこ議員とがんばる女性ネットワークで団結がんばろうを三唱した

岸まきこ議員とがんばる女性ネットワークで団結がんばろうを三唱した

國眼委員長は主催者あいさつで、2024年に行なわれた選挙を俯瞰して「投票行動が変質している」と指摘しました。物事を単純化して判断を迫る手法が主流化し、さらにSNSを介して選挙のエンタメ化が進めば、政治の劣化は免れないとし、有権者の不満や怒りを表明する機会になってしまっていることに危惧を示しました。その上で、先般の衆議院選挙において与野党の議席が逆転したものの、自治労と政策協力関係にある立憲民主党には、与党との対決色を強めることに注目するのではなく、違う意見をしっかりとたたかわせて妥協点を見出していくという民主主義の原則を貫いて欲しいと述べました。

そのためにも、自治労の政治的影響力の確保にむけ、7月の参議院議員選挙における自治労組織内の「岸まきこ」議員の再選を勝ち取るための支持拡大が必要とし、1月26日に行われる茨木市議会議員選挙における「にきかずよし」候補の支持拡大とあわせて、取り組みへの結集を呼び掛けました。

最後に、自身の干支でもある2025年の巳年にちなみ、「脱皮をする蛇は再生・復活の象徴。府本部もしっかりと脱皮をし、組織と運動の再生と強化にむけて取り組んでいきたい」と抱負を述べました。

来賓のあいさつを経て、自治退大阪による乾杯で懇親に入りました。最後は自治労共済推進本部大阪府支部の事務局長がお礼のあいさつを行いました。

その後、「岸まきこ」参議院議員が集会に駆けつけました。岸議員は「昨年の衆院選の結果で国会が徐々に変わってきた。昨年末の臨時国会で、立憲民主党が能登半島の対策予算を一千億円積み増した。補正予算案の修正は29年ぶりの大きな成果。やはり政治は動いている」と語り、「7月の参院選はさらに国民のための政治に近づけるチャンス。まずはこの通常国会で自治労の政策実現のために全力で頑張っていく」と意気込みを述べました。

最後に、府本部女性執行委員を中心に結成された「岸まきことがんばる女性ネットワーク」のメンバーが岸議員を囲み、団結ガンバローを三唱して集会を締めくくりました。