8月1日から2日にかけて、3年ぶりとなる近畿地連スポーツ大会(野球・バレーボール)が感染症対策に万全を期した上で、和歌山市で開かれました。
バレーボールの部では、豊中市職チームが相手に隙を与えない圧巻の強さを発揮しました。全試合で1セットも落とさず優勝し、来年開催されるバレーボール全国大会の出場権を得ました。
また、野球大会では、自治労寝屋川が決勝まで勝ち残り、奈良県職連合との対戦となりました。
自治労寝屋川チームが9回裏二死まで1点差を守ったものの、土壇場で同点打を許し、延長10回裏には中飛越えとなるサヨナラ打で惜しくも準優勝となりました。
バレーボールでは、前回大会で豊中市職が奈良県職連合に決勝で敗れ、涙をのむ結果となりました。今大会でその雪辱を果たすことをめざし、練習を積み重ねてきました。
各試合では、豊中らしいバレーを展開し、左右から攻撃を仕掛けて他のチームを圧倒しました。最優秀選手には、ライトからの攻撃で活躍した選手が選ばれました。豊中チームの主将は、来年の全国大会にむけて「絶対優勝したい」と意気込みを語りました。
野球の部では、連日35℃を超える猛暑のなか熱戦が繰り広げられました。
自治労寝屋川は、初戦の東近江戦で3―0と時間切れによる敗戦が濃くなったものの、ギリギリのところで次のイニングに滑り込むことができました。すると、次のイニングで同点に追いつき、延長の末、逆転勝利しました。準決勝も丹波市職労に勝ち、決勝へとコマを進めました。
決勝の奈良県職連合戦では、初回に奈良の大瀬投手を攻め、1点を先制。その後、両者一歩も引かない展開に。2―2の同点で迎えた9回表の寝屋川の攻撃では、好機に投手が勝ち越しのタイムリー。
しかし、寝屋川が9回裏二死二塁のピンチを迎え、奈良に同点打を許してしまいました。そして延長10回裏に猛暑のなか3試合投げている投手に疲れが見えてきたところ、高めの甘い球を相手は見逃さず強振し、中飛越えのサヨナラ打で惜敗しました。
寝屋川チームの監督は「選手のみんなは本当にがんばってくれた。でも、ひとつのプレーで大きく展開が変わる怖さを思い知らされた。次回は優勝をめざしたい」と悔しさをにじませました。
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