第26回参議院選挙が7月10日に投開票されました。自治労組織内比例代表候補「鬼木まこと」さんは、17万1619票を獲得し、立憲民主党比例代表当選者7人のうち2番目で当選を果たしました。
鬼木まことさんは、「全国の仲間の皆さんからいただいたご支援、心からの激励により、まずは一歩をふみ出すことができた」と述べ、「託されたものの大きさ、重さをしっかり受け止め、努力を行ってまいりたい」と決意を述べました。
府本部は、この間結集いただいた単組・組合員の皆さんに深く敬意を表するとしています。
鬼木まことさんは、2021年1月の自治労中央委員会で組織内候補予定者に決定されてから1年半の間、全国の単組や職場をまわり、「コロナ禍にあっても奮闘する組合員や仲間の姿に支え、励まされ、この選挙戦を走り抜けてきた」とこれまでの活動を振り返りました。
そして「声と力を集めることで、必ず変えることができると訴え続けてきた結果が、今日のこの当選につながったと思っている」と語り、「74万組合員の思いや声を議会の場、政治の場に持ち込み、解決にむけ努力したい」と今後の抱負を述べました。
選挙結果は、自民・公明があわせて76議席を獲得し、引き続き参議院において与党が過半数を維持することとなりました。
野党では、立憲民主党が17議席(選挙区10、比例7)を確保し、野党第一党にとどまったものの、改選23議席を守ることはできませんでした。また、比例票でも日本維新の会に約100万票引き離され当選枠を1議席減らすなど非常に厳しい結果となりました。
府内の鬼木まことの得票数は、6895票で、前回(2019年岸選挙)の7451票から556票減少しました。
辻元清美さんの比例区での立候補や立憲民主党の支持率低迷などが要因と考えられますが、府本部は、改めて自治労がめざす政策の実現にむけ、組織・運動の強化をはかり、来年春の統一自治体選挙、次期国政選挙にむけた取り組みをスタートさせていかなければならないとしています。