コロナ禍において、日常生活は大きく様変わりし、エッセンシャルワーカーという用語が広く知られるようになりました。
自治労組合員は、コロナ禍で地域社会を支えるため、地域医療・保険衛生をはじめ、さまざまな分野でエッセンシャルワーカーとして全国で奮闘し続けています。
自治労は、今春闘の取り組みの一環で、地域公共サービスが担うべき役割の大切さや、コロナ禍における諸課題を広く市民にアピールするため、「公共サービスにもっと投資を!」キャンペーンを全国的に展開します。
このキャンペーンは、エッセンシャルワークである地域公共サービスの大切さとそれに従事する労働者の存在価値を社会に浸透させることなどが目的です。
他にも、①税収不足や財政難を理由とした一方的な人件費の削減、②新型コロナウイルス感染症に立ち向かう労働者に対して差別や偏見があってはならないこと、③慢性的な人員不足を解消するための人材確保や人材育成、処遇改善を訴えることも目的の一つです。
具体的な取り組みとしては、①演説などを伴わない街頭での動画放映と看板などによるアピール行動を全国で統一して行い、②職場からのアピール動画コンテストを開きます。
コンテストは、すでに募集中で、府本部も広く組合員の参加を加盟単組に呼びかけています。
コンテストのテーマは「いま私たちが訴えたいこと」。応募された動画作品を通して、現場の組合員が考えていることや感じていること、職場課題などの共有化をはかる。また、春闘への組合員参加の促進も目的の一つ。新採説明会などでの宣材資料としても活用される予定です。
詳細は、機関紙「自治労大阪」1925号をご覧いただくか、各加盟組合にお問い合わせください。
府本部は、自治労の春闘方針をふまえ、「公共サービスにもっと投資を!」キャンペーンに取り組むとともに、府内の地域公共サービス職場の重要性や諸課題、コロナ禍において現場が置かれている状況などを広くアピールしていく方針です。