府本部は5月19日、大阪市内で府本部女性ネットワーク「5・19Parité(パリテ)集会」を開き、単組組合員、退職者会会員あわせて182人が参加しました。集会では、7月の参議院選挙における自治労組織内予定候補の岸まきこさんを講師に招いての学習会を開き、女性が政治に参画する意義や女性議員を増やす重要性について考えました。
パリテとはフランス語で「同等、同一」などを意味します。フランスでは、2000年に通称パリテ法と呼ばれる法律が制定され、男女の政治参画への平等が促進されました。
日本でも、昨年5月、「日本版パリテ」とも呼ばれる政治分野における男女共同参画推進法(候補者均等法)が成立し、努力義務ではありますが、各政党は本気で女性候補者を擁立しなければなりません。しかし、男女間の格差を表す「ジェンダーギャップ指数」では、日本は昨年も149カ国中110位と低位で、その要因は政治分野の女性議員の少なさにあると言います。
集会の第1部では、働く女性と政治をテーマにした学習会を開き、岸まきこさんから、政治と仕事の関わりや女性が政治に参加することの必要性について講演を受けました。
岸さんは「国会議員に女性が少ない。衆議院では10%、参議院では20%程度。これで本当に女性の声が届いているのか?」と問いかけ、「少子高齢化や格差拡大などの課題を考えるうえでも、女性の参画が必要。女性の力で社会は変えられる。女性の視点で政策を作るためにも、女性議員を増やすことが重要です」と訴えました。
〜府本部女性ネットで作成した、岸まきこ応援動画〜
第2部では、政策実現闘争勝利!5・19府本部女性ネット総決起集会を開きました。はじめに、府本部女性ネットを代表して木村副委員長から、また岸まきこ後援会を代表して植本副会長からあいさつがあり、急遽駆けつけた、立憲民主党の福山幹事長からも激励を受けました。7月の参院選に大阪選挙区で立候補予定のかめいし倫子さんと、全国比例区で立候補予定の岸まきこさんから力強い決意表明を受けたあと、府本部女性ネットによるエイトビートで「岸まきこ」♪作戦を展開。単組や評議会などから岸さんに寄せられた応援メッセージを編集した動画を鑑賞したあと、「岸まきこ」の名前を歌と踊りで浸透させるため、参加者全員で岸まきこダンスを踊り、動画を撮影しました。
最後に岸まきこさんにエールを送り、岸まきこ後援会女性ネット大阪府代表の黒瀬順子さんの力強い団結がんばろうで締めくくりました。