近畿地連青年女性協議会は5月6日、大阪市内のクラブで「岸まきこtalk session!!」を開きました。10連休最終日にもかかわらず、青年層組合員を中心に6府県本部から110人が参加。大阪府本部からは13単組44人が参加しました。トークセッションでは、各府県本部の代表者と参院選自治労組織内予定候補の岸まきこさんが、今の政治について本音で語り合い、会場全体でこれからの政治について考えました。
はじめに、自治労青年部の本間青年部長と近畿地連青年女性協議会の藤井議長からあいさつがあり、自治労青年部青年選対の佐藤良太さんから基調提起を受けました。佐藤さんは、「人事評価制度や働き方改革関連法など、私たちの生活・職場には政治で決まったことで影響を受けていることが多い」と述べ、「だからこそ、私たちの思いを代弁してくれる人を政治の場へ送り出すことが必要。まずは、自分たちが学習し、組合員や家族・知人に岸まきこさんの支持を広げてほしい」と訴えました。
あいさつに立った岸さんは、「自治体のことを自治体で決められる地方自治を取り戻す。そのための財源確保が必要。それは、みなさんの処遇にも直接影響が出てくる。だからこそ、地方の現状を訴える人が必要であり、私はその役割を担いたい」と力強く述べました。
トークセッションでは、「今の政治を漢字一言で表すと」をテーマに、各府県本部の代表者と岸さんがディスカッションを行ないました。大阪府本部の代表は、ユース部会部会長の中谷実樹さん(自治労東大阪)。中谷さんは、パネルに「軽」と書き、「政治家の行動や発言が軽い」と主張しました。他の府県本部代表者からも、「閉」「欠」「黒」「離」「不」という漢字が示され、今の政治に対し、青年層がいかにマイナスイメージを持っているかが表されました。それに対し岸さんは、「政治に対して暗いイメージが多かった。実態に合わせた制度・政策を作り、社会全体としてゆとりのある仕組みを作りたい」「これからの社会をどうしていくべきか、皆さんの意見を政治の場に反映し続ける」と決意を語りました。
今回の集会は、青年層主催ならではの会場設定と参加型の企画内容となり、青年層組合員が政治について考える有意義な機会となりました。