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第90回大阪地方メーデー
「持続可能な社会を創りたい」
スローガン掲げ 岸まきこ当選にむけアピール

オープニングセレモニーでは構成組織や各種委員会の組合旗が壇上に結集。自治労大阪の旗を高く掲げる山口委員長

オープニングセレモニーでは構成組織や各種委員会の組合旗が壇上に結集。自治労大阪の旗を高く掲げる山口委員長

3万2千人が参加したメーデーで「岸まきこ」予定候補の勝利にむけアピールした府本部女性ネットワーク委員会の川越さん

3万2千人が参加したメーデーで「岸まきこ」予定候補の勝利にむけアピールした府本部女性ネットワーク委員会の川越さん

 第90回大阪地方メーデー実行委員会は、4月27日、晴天の大阪城公園・太陽の広場で、「第90回大阪地方メーデー」を開きました。今年は改元に伴う大型連休などの社会情勢を考慮し、ゴールデンウィーク初日となる4月27日の実施となりましたが、組合員とその家族、3万2千人が参加しました。式典では第25回参議院議員選挙連合推薦候補者の紹介があり、府本部も自治労組織内予定候補「岸まきこ」の勝利にむけ、「持続可能な社会を創りたい。仲間とともに、仲間のために。ともに真っすぐ!岸まきこ!」をスローガンに、全力で取り組むことをメーデー参加者にアピールしました。

 主催者あいさつで山﨑弦一実行委員長(連合大阪会長)は、2019春闘について、中小組合で昨年同期を上回る賃上げを獲得していることをはじめ、勤務間インターバル制度の導入や非正規労働者の処遇改善など、多くの前進回答が引き出されていることを報告するとともに、交渉中の組合への引き続きの支援を求めました。

 また、働き方改革について、「改めてメーデーの原点に立ち返り、『豊かな生活時間の確保とあるべき労働時間』の実現や36協定の重要性を社会に訴えていこう」と述べ、「働く者の幸せと、産業・企業の発展をめざしていこう」と呼びかけました。

 さらに、政治情勢について、4月の統一地方選挙の厳しい結果について報告するとともに、多くの組合員の協力に対して感謝を述べました。その上で、今夏の参議院議員選挙にむけて「すべての人へのディーセントワークの実現、持続的で健全な経済成長、負担の分かち合いと社会の分断を生まない再分配、多様な価値観を認め支え合い、誰一人として取り残さない活力あふれる共生社会、『働くことを軸とする安心社会』を実現するために、推薦候補全員の必勝をめざし、一致団結して支援の輪を広げていこう」と力強く呼びかけました。

 式典では、第25回参議院議員選挙(比例区)に立候補予定の連合推薦候補者10人の紹介があり、それぞれの構成組織の仲間によるアピールが行われました。府本部は、自治労組織内予定候補「岸まきこ」さんの必勝に向け、府本部女性ネットワーク委員会の川越さん(大阪市従)から、「公共サービスを担うすべての労働者が団結し、ここ大阪から、岸まきこを勝利に導こう」と参加者に訴えました。

 「組織強化・拡大への取り組みアピール」では、大阪交通シティバス労働組合の鈴木委員長が登壇し、これまでの取り組み報告や課題について発言、労働組合の仲間と共に運動を推進していくことを力強く述べました。

 「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」のアピールでは、参加者全員がメッセージペーパーを高く掲げ、格差是正や報われる社会の実現などにむけた運動の推進を確認し合いました。

 最後に、メーデースローガンと、「働くことを軸とする安心社会」の実現を掲げたメーデー宣言が採択され、参加者全員で全力を挙げることを確認し、山﨑実行委員長による「団結ガンバロウ」でメーデー式典を締めくくりました。