平和の大切さを訴える「第41回5・15沖縄平和行進」(主催・同実行委員会、沖縄平和運動センター)が5月11〜13日、中北部・基地コースと南部・戦跡コースの2コースに分かれて行われました。
3日間で国内外から延べ5400人(主催者発表)が参加(府本部からは3単組10人が参加)。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設や憲法改正を進める政府に抗議し、沖縄への過剰な基地負担の解消を訴えました。
5月10日には行進に先立ち那覇市内で結団式があり、全国から500人が参加しました。
11日朝には、中北部・基地コースが米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設が進む米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、南部・戦跡コースは県庁前県民広場でいずれも午前9時から出発式が行われ、行進がスタート。中北部コースは基地建設が進む現場を、南部コースは沖縄戦で多くの犠牲者が出た戦跡を、それぞれ2日間かけて行進しました。参加者たちは「憲法9条改正反対」「日米軍事強化を許さないぞ」などと拳を突き上げながらシュプレヒコールを繰り返し、ゴール地点をめざしました。
13日は両コースとも宜野湾市民会館前広場で出発式を行い、普天間飛行場周辺を北ウイングと南ウイングに分かれて行進。午後からは宜野湾海浜公園に集結し、「復帰46年 5・15平和とくらしを守る県民大会」で3日間の平和行進を締めくくりました。