HOME > 最新情報 > ビルマ(ミャンマー)・サイクロンと中国・四川大地震 緊急救援カンパへご協力ください
みなさんのご協力をお願いいたします。
1口200円のカンパ にご協力をお願いします
本年(2008年)5月2日、3日にかけて、ビルマ(ミャンマー)のヤンゴンを中心に大型サイクロンが襲来し、5月11日の国連推計によると死者10万人以上、未だ22万人の方が行方不明と発表されています。また5月12日に発生した「阪神・淡路大震災」の20倍から30倍の規模とされている大地震が中国・四川省を襲い、中国政府発表によると5月20日現在で死者4万人以上、負傷者は24万7千人、行方不明者は3万人以上を数え、最終的な死者は7万人を超えるとされています。
この瞬間にも被災地では人々が路頭に迷っています。中国・四川省ではマグニチュード5から7の余震が続き「ダム」や川が土砂でせき止められてできた「地震湖」決壊の危険性が高まっており、ビルマ(ミャンマー)では強風や濁流によって家を失った190万を超える人々が十分な水や食糧もなく、衛生環境が悪化していくなかで、医薬品が足りず、感染症や伝染病の蔓延が危惧されています。
私たち自治労大阪府本部(以下 府本部)と自治労共済大阪府支部(以下 府支部)は、この間、ビルマ(ミャンマー)難民支援と中国黄土高原の緑化事業の取り組みをSVA(社団法人シャンティ国際ボランティア会)、GEN(認定NPO法人緑の地球ネットワーク)を通じて「顔」と「顔」の見える国際協力活動として行ってきました。今回の2大災害の救援活動として、府本部と共済府支部はこの2つの団体と連携し、緊急救援力ンパ活動を行い、集まったカンパは、これらの団体を通じて確実に被災者に役立てていく取り組みを展開します。とくにビルマ(ミャンマー)は軍事政権のもと、マスコミ等で報道されているとおり、救援物資が十分に被災地へ届いていない現状がありますが、SVAがこれまでの難民キャンプの取り組みを活かして、現地の多くのNGOと連携し、政府の支援が届かない人々を対象に被災地内で緊急救援物資を直接配布することを計画しています。
どうか取り組みの趣旨をご理解いただき、1口200円のビルマ(ミャンマー)・サイクロン災害と中国・四川大地震の緊急救援力ンパの取り組みを心からお願い申し上げます。
自治労大阪府本部執行委員長、自治労共済大阪府支部支部長
蜂谷 紀代美