HOME > 府本部の取り組み > 自治労大阪府本部 第61回定期大会
更新日:2016年10月24日
自治労大阪は、1日、大阪市内で第61回定期大会を開き、88単組246人の大会代議員によって2017年度の運動方針を確認しました。大会では、新しい執行部体制(表左)の信任を受けました。新委員長には、大阪市職出身の山口勝己さんが就任しました。山口新委員長は、石子前委員長を引き継ぎ、身の引き締まる思いと前置きし、「さまざまな課題が山積しているが、全力で立ち向かっていきたい」と強い決意を語りました。
山口新委員長は、基本組織の基礎体力が少しずつ低下していると指摘。「これからは組織の拡大・強化が重要課題」と強調。特に、新規採用職員の組合員化、臨時非常勤等職員の組織化などが重点課題と示しました。
自治労大阪における政治の大きなたたかいをむかえるのが2019年です。この年は、7月に参議院選挙、そして11月には大阪W選が予定されています。この前哨戦ともいえる、堺市長選が来年9月にあります。このたたかいには、大阪維新の会が都構想の実現を掲げて立ち向かってきます。「重要なたたかいはどんどんやってくる。どのたたかいにも全力で挑む」と強い決意を示しています。
大会には、川本自治労中央執行委員長、山﨑連合大阪会長、えさき参議院議員、辻元衆議院議員、竹山堺市長をはじめ100人を超える来賓が駆けつけました。あいさつした竹山堺市長は「大阪を守るためにも圧倒的な支援をお願いしたい」と来年の9月にむけ協力を呼び掛けました。
質疑討論では、7単組7人から発言がありました。
この大会では、石子雅章さんが府本部委員長を退任しました。石子さんは、4年間府本部委員長を務め、数々の功績を残しました。退任のあいさつで「信頼関係がなければ労働組合運動は成り立たない。人と人のつながりがとても重要」と述べました。そして、4年間を振り返り、「組合員のみなさんには、本当にお世話になった。これからなお一層府本部の団結が深まることを祈念している」と締めくくりました。
田中執行委員が提案した大会宣言では、現業公企統一闘争と自治体確定闘争の推進、組合運動の再構築、政策実現闘争など5つの項目について提案され、満場一致で採択されました。