自治労大阪 活動報告

　９月１１日、府本部社会福祉評議会保育部会・幼稚園部会は、「保育の質の向上」をめざすステップセミナーを開きました。参加は１０単組１２６人でした。保育部会・幼稚園部会では、部会運営の交流をはかりながら、保育所・幼稚園・認定こども園を取り巻く課題認識を共通のものとするため各種学習会の企画を合同で進めています。今回のセミナーでは、２つのテーマに分けてスキルアップをめざしました。テーマＡでは「人権を大切に、ともに育つ保育」、テーマＢでは「居場所づくりはこども食堂から」でした。

　テーマＡで講演した松尾純代さんは、同和地区保育所や一般地区保育所を歴任、講演では、数々の経験から人権の大切さを参加者に訴えました。また、テーマＢでは、川辺康子さんが、こども食堂から見えてくる貧困問題について講演しました。川辺さんは、貧困を子どもに背負わせるべきではないと前置きし「地域社会全体で支えることが最も大切」と強く訴えました。

セミナーでは、保育士、幼稚園教諭がともに学びスキルアップをめざす