HOME > 府本部の取り組み > 大阪市廃止・分割住民投票:全国からの協力・支援に感謝/石子委員長 自治労中央委員会で発言
更新日:2015年6月12日
石子自治労大阪委員長は、5月29〜30日、盛岡市内で開かれた自治労第149回中央委員会で、5月17日に実施された大阪市の廃止・分割に関する住民投票での、全国からの協力・支援に対して感謝の意を発言しました。
石子委員長は、僅差で勝利できたことにふれ、「わずか1万741票の差で、大阪市廃止・分割を阻止することができた。今回の住民投票では、自治労中央本部はもとより、近畿地連をはじめ各県本部の仲間の皆様から、絶大なご支援をいただいた。心から感謝したい」と述べました。住民投票の投票日直前には、約20万件に及ぶ電話行動、大分県本部からは街宣車で応援、北海道・東京・島根・和歌山の各都道府県本部からは桃太郎行動への結集がありました。また、期間中には、氏家中央本部委員長、えさき参議院議員も激励に駆けつけました。
住民投票では、告示前から、反対派が理屈を尽くして協定書の批判を展開。しかし、橋下市長は既得権益のレッテルを張り、対案はあるのかと迫るばかりでした。また、メディアの多くもこれに追随。結果、市民は全く蚊帳の外におかれた状況でありました。石子委員長は、このような選挙戦を振り返り、「住民投票を終え、改めて強調したいのは、今回の住民投票は実施されたこと自体が誤りであり、暴挙であったということを再確認すべきである」と述べました。
今年の11月には、知事、大阪市長選が控えています。「このたたかいに勝利しなければ、本当の勝利ではない」。
石子委員長は、まだまだ予断は許されない状況であると前置きし「大阪における維新政治に終止符を打つことが第一。また、改憲勢力の一角を崩し、安倍政権を追い込む。来年夏のえさきたかしのたたかいについても府本部は、がんばるという決意だ」と締めくくり、大阪の代議員全員で立礼し、全国の組合員に対し、感謝の意を示しました。