HOME > 府本部の取り組み > 府本部退職者会「新春旗開き」:統一選での応援訴える/民主の復活には土台固めが必須
更新日:2015年2月16日
1月21日、府本部退職者会は、大阪市内で「新春旗開き」を開き、辻元清美衆議院議員(大阪10区)を招き講演を受けました。辻元議員は、地方議員を多数当選させないと国会議員は育たないとし、今年4月の統一地方選挙は土台固めが必須であると強調しました。また、統一選でわれわれの応援する候補者の当選を勝ち取ることが最も重要と訴えました。
民主党は、近年の選挙では苦戦を強いられており、民主党の弱点は地方議員が少ないことが大きな原因であると辻元議員は分析しています。民主党政権時には地方に対し、様々な政策を提案するが、地方議員は自民党議員が多数であることから、話ができないこともしばしばあったと当時を振り返りました。
辻元議員は地方公務員の話題にもふれ、東日本大震災や大規模災害時を例にあげ「職員は、震災や災害の時は、家族も心配だが公共サービス優先した。いざというときは、私人より公務を優先。こういう体制を保つには、それ相当の待遇は必要である」と述べました。その上で「懸命に働いている自治体職員をバッシングする議員は絶対に許さない」と強く断じました。
昨年12月に行われた衆議院選挙では、52・66%という低投票率となり、世間では選挙に関する関心が薄れてきています。辻元議員は、無関心が日本を悪くしていると最終日の街頭演説でも強く訴えており、選挙のもう一つのたたかいを無関心層とのたたかいであったと振り返っています。
講演の最後には、地域のくらしをよくすることが政治の役目と前置きし「今の大阪を崩壊させる維新の勢力を何としてでも弱らせ、都構想を阻止するために、ともにがんばりましょう」と力強く訴えました。
旗開きであいさつした小橋会長は「何としても統一選で勝利し、この結果を住民投票まで継続し、大阪を壊す都構想を廃案に持ち込み、最後には橋下市長を退陣に追い込むまで組織一丸となり、全力でたたかおう」と訴えました。