HOME > 府本部の取り組み >第47回衆院選/大阪10区・11区 推薦候補当選、民主若干増の73議席
更新日:2014年12月25日
第47回衆議院議員選挙は12月14日投開票され、自治労大阪推薦候補であり、自治労政策協力国会議員の大阪10区辻元清美さんが小選挙区で自民・維新候補を破り議席を守りました。また、同推薦候補である11区平野博文さんも比例復活で当選。全体の結果は、前回選挙に続き、自民が単独過半数を大きく上回る291議席、維新の党も41議席を獲得。政権交代への第一歩として臨んだ民主党は、前回選挙より若干議席は増やしたものの、73議席を獲得。与党は、改選前から引き続き、参院で否決された法案を再可決できる3分の2以上の議席にもなり、改憲問題や労働法制の改悪など、以前にも増して政権与党の横暴が繰り広げられることが危惧されます。
選挙明けの15日に開いた自治労大阪単組代表者会議で石子委員長は「逆風の選挙戦であったが、10区・11区で自治労大阪の推薦候補が当選したことは喜ばしいこと」とし「突然の解散により、極めて時間が限られたなかで各ブロック・単組から力強い協力を得ることができた。改めてお礼申し上げる」と述べました。また、統一自治体選挙では、組織一丸となって、組織内議員・政策協力議員をはじめとする推薦候補の必勝にむけ取り組みを進めようと力強く訴えました。
民主党は、今回選挙で単独過半数にも満たない200人足らずの候補者しか擁立しなかったことが大きな敗因とされています。大阪でも6人の候補者しか擁立できなかったことは大きな課題です。
自治労は、今回の選挙結果をふまえ、新自由主義的かつ新保守主義的な安倍政権に対抗しうる政治的勢力の固まりをつくるために、中央・地方で最大限の努力をする決意を述べています。
自治労大阪は、労働法制の改悪や改憲の動きに対して断固反対の意思を貫くとともに、引き続き、「中道」、「リベラル」の政治勢力の結集を求め運動を展開します。