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更新日:2014年3月14日
自治労大阪は、3月2日に「みんなで話して、元気になろう!2014自治体臨時・非常勤セミナー」及び公共サービス労組評議会2014春闘交流集会を自治労臨職協の「仲間づくりキャンペーン」の一環として大阪市内で行いました。
午前中は自治労組織拡大オルグの北川啓子さんが「仲間を増やそう!」を主題に、なぜ組合が必要?、新規採用者の組合加入のすすめ方、話し方ワンポイント、他自治体の実例などを講演。北川さんの講演をふまえ、午後の部では、グループワークを行い「自分は組合にどうやって入ったか」「新人に声かけするには」など、事例を交えながら意見交換し、参加者は組合説明会を想定しながら発表しました。
集会には、非常勤組織化重点単組の役員も含めて、18単組78人が参加しました。集会では、お互いの経験を出し合いながら、活発に意見交換をするにぎやかなセミナーとなりました。
続いて行われた、公サ評春闘交流集会では、30単組104人が参加し、2014春闘方針を全体で確認しました。
交流集会では、全国一般大阪労組と共催で春闘学習会を開き、講師には、伊藤正純さん(元・桃山大学教授)を招き「アベノミクスは賃金に反映しうるか」をテーマに講演を受けました。講師は、景気回復しても賃金が上がらないのは日本だけと指摘し「非正規雇用化と株主優先経営が、労働者への賃金配分を阻害している。賃金が上昇し、国内需要の半分を占める消費需要が増えなければ、デフレ脱却は空論に終わる。状況を打開するためにも、労働組合は春闘で賃金交渉を強めてほしい」と訴えました。