HOME府本部の取り組み > 高橋書記長立命館大学で講演

更新日:2014年2月24日

公務員のイメージは?高橋書記長立命館大学で講演

労働法制など国際的には、あたりまえのことが日本ではまだまだ整備が必要と説明する高橋書記長

労働法制など国際的には、あたりまえのことが日本ではまだまだ整備が必要と説明する高橋書記長

 「公務員って多いと思う?公務員に対してみなさんどんなイメージを持ってる?」

 11月28日、高橋自治労大阪書記長は、立命館大学で学生約150名の前で「公務員の労働基本権と労働組合」を主題とした講演を行いました。

 学生は、国際労働政策を軸に、日本における労働環境の現状、ILO全184条約のうち日本で批准されている度合い、そして、ジェンダーの課題などを学習しています。これは、産業社会学部国際社会政策論の櫻井教授が主催している連続講座。講座では、さまざまなジャンルのスピーカーをゲストに呼び授業を実施。

 講演では、自治労の説明、公務員の労働基本権問題、消防職員の団結権問題、臨時・非常勤職員の課題、大阪市問題など我々が置かれている現状について90分熱く語りかけました。

 講演の中で臨時・非常勤職員の課題について学生は「公務員の世界では、正規職員が当たり前であると思っていたが、概念が覆された」「公務労働の部門でもこんな問題があるということが初めて認識できた」「法を執行する機関でありながらこのような現状か」などとする、大きな反響がありました。講演終了後、学生は、高橋書記長に対し、「橋下市長の運営について、国際的に批判が出ていないのか」「もし争議権を獲得することができたら履行するか」など、多数質問を寄せた。講演の最後には、「地方自治体には優秀な人材が必要だ。皆さんも熱い思いがあるのであれば、是非ともめざしていただきたい」とエールを送りました。

熱心に耳を傾ける産業社会学部国際社会政策論の学生たち

熱心に耳を傾ける産業社会学部国際社会政策論の学生たち

印刷 文字サイズ小 文字サイズ中 文字サイズ大