HOME > 府本部の取り組み > 労働安全衛生活動の活性化を図るための学習会
更新日:2012年8月22日
自治労大阪は2012年7月の自治労安全衛生月間の取り組みのひとつとして、7月28日、労働安全衛生法や関係労働法を活用した職場点検など労働安全衛生活動の活性化を図るための学習会を開催しました。
学習会へは府内自治体の人事担当者と単組の担当者らに参加を呼びかけました。学習会では、講師に西野方庸さん(関西労働者安全センター事務局長)を招き、講演を受けました。また、使用者側と労働者側に分かれて労働安全衛生委員会の活動を実際に体験する参加型講座「模擬労働安全衛生委員会」を行い、実践的な学習を行いました。全体として、労働者一人ひとりが確かな知識を持って行動していけるよう知識の習得だけでなく労働安全衛生活動の意義・目的の共有化を追求しました。
労働安全衛生委員会は全職場での設置と、産業医を含めた定期的な開催が求められていますが、現状は未設置であったり、担当者の異動で運営の仕方がわからなかったりと、継続した取り組みに繋がっていないケースがあります。自治労大阪は、災害や緊急事態の際に、迅速に事故なく対応するためには、日常的に労働安全衛生委員会を開催し、職場や職務上の安全を確保していくことが重要だとして、取り組みを強化していこうとしています。