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更新日:2012年2月7日

タイ「パラミ・ラーニングセンター」への派遣団が結団式
保育・保健衛生のセミナー開催に向け準備をすすめる

 1月19日夜、自治労大阪は、国際協力運営委員会と併せて、2月9日と10日にタイのパラミ・ラーニングセンターで実施する現地派遣セミナーの派遣団結団式を大阪市内で行いました。セミナーは、パラミ・ラーニングセンターの職員と子どもを対象に開かれ、保健衛生や保育に関する専門職員が現地で研修します。

 運営委員会および結団式は、現地で行う研修の内容や、今期の国際協力活動への共通認識を作り上げることなどを目的に行われました。NGOエファジャパンの大島事務局長からパラミ・ラーニングセンターの現状について聞き取った参加者らは、現地で作り上げるセミナーを充実させるため、研修内容の具体案を協議し合いました。

 また、タイで生活するビルマの移民労働者の暮らしぶりを肌で感じるのも派遣団の目的のひとつ。派遣団は、現地職員やパラミを運営するビルマ労働組合連盟との交流を深めることも視野に入れ、意見交換会も行います。

 自治労大阪は、これまでもタイのビルマ(ミャンマー)難民キャンプ内に図書館を建設し、同様の現地セミナーを開催してきていますが、パラミでセミナーを実施するのは今回が初めて。

 自治労大阪国際協力運営委員会は、パラミ・ラーニングセンターへの支援の内容に関わる議論の中で、専門職に限らず希望者が何らかの形で関わっていける活動を追求しており、そのための調査活動も現地でのセミナー開催に併せて実施します。

プロジェクターを使いながら、現地の状況などを話す大島事務局長・エファジャパン

プロジェクターを使いながら、現地の状況などを話す大島事務局長・エファジャパン

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