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更新日:2010年8月10日

府本部公企評が水週間に琵琶湖バスツアーを開催
~住民と一緒に「水」を考える~

 8月3日、府本部公営企業評議会は大阪府の水源である琵琶湖の重要性について認識を深めてもらおうと「琵琶湖バスツアー」に取り組みました。

 琵琶湖バスツアーには、大阪府内の10都市からバス11台、439人(大人393人、子ども46名)の地域住民らが参加し、各地の浄水場や琵琶湖博物館などをバスで回って見学しました。これは例年8月1日から7日までの「自治労水週間」の取り組みの一環として行なわれ、住民と一緒に「水」について考えることを目的に企画されています。自治労水週間の主たる目的は、節水・再利用を基本とする水循環システムと「水は公共のものだ」という理念を確立し、「水基本法」の必要性を訴えることです。

守口市水道労働組合主催バスツアーの1日

 守口市の水道職員で組織している守口市水道労働組合が実施したバスツアーには、子ども16名を含む43名の参加がありました。朝9時に守口市水道局に集合し、浄水場で取水から水道水が出来るまでの工程を見学して水をきれいにすることの大切さを学んでもらいました。子ども達が、暑い中真剣に説明を聞いている姿に目を奪われました。

 その後、琵琶湖に向け出発し、「鮎家の郷」で府内各単組から出発した仲間が一堂に会し、石子自治労大阪副委員長、奥野自治労大阪公営企業評議会議長のあいさつを受け、昼食をとりました。

 午後からは、滋賀県立琵琶湖博物館に向かい、琵琶湖の歴史、琵琶湖にまつわる生物の生態などを見学し、水と人間のよりよい関係を学びました。

 この行動を通じて、私たちは、参加者に対し、水は公共のものであり商業化すべきでないこと、水環境を守ることの大切さを訴え、また、水道事業、自治労公営企業評議に対する理解と協力を求め、無事ツアーを終えました。

 今回の琵琶湖バスツアーには守口市以外にも、箕面市、池田市、豊中市、高槻市、摂津市、門真市、枚方市、四條畷市、東大阪市の合わせて10都市が参加しました。

琵琶湖の水質検査結果を参加者に報告する府本部公企評の役員

琵琶湖の水質検査結果を参加者に
報告する府本部公企評の役員

守口市浄水場を見学する参加者

守口市浄水場を見学する参加者

1日のスケジュール

  9:00  守口市水道局集合

       浄水場見学

 10:00  水道局出発

 12:00  琵琶湖「鮎家の郷」着 昼食

 13:00  「鮎家の郷」出発

 13:30  「滋賀県立琵琶湖博物館」到着 見学

 15:00  「滋賀県立琵琶湖博物館」出発

 16:30  守口市水道局着 解散

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