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更新日:2010年8月4日

保育でも文化交流
保育部会 多文化共生セミナー

 2010年7月16日の夜、自治労大阪の保育部会は、大阪市内で多文化共生セミナーを開きました。

 多文化共生セミナーは、タイ、ラオス、日本の文化について相互の理解を深め、アジアの共生をめざす取り組みの一環として行いました。大阪マイペンライ(アジア保育教育交流推進実行委員会)が、1年に1度、取り組んでいるタイ・ラオスの現地スタッフの来日研修(※)に合わせ、開催しました。

各国の遊びや踊り、読み聞かせなどを紹介し合いました

大きなカブの読み聞かせを実演するSVAラオス事務所からの研修生アレクサイさん(右)とプッタナリーさん(左)

大きなカブの読み聞かせを実演する
SVAラオス事務所からの研修生
アレクサイさん(右)とプッタナリーさん(左)

 セミナー当日には自治労大阪に加盟する労働組合から保育士らが集まり、タイ、ラオスからの研修生たちと、各国の保育の現場で実際に子どもたちと遊んでいる遊びや読み聞かせの手法などを紹介し合いました。

 タイの研修生からは、日本でいうフルーツバスケットのような遊びが紹介されました。そして、ラオスの研修生からは、子どもたちと楽しく踊る踊りを披露され、実際に踊って体験するなど、情報交換と文化交流を行いました。

 また、日本の参加者からは「にらめっこ」や子どもたちと一緒に遊ぶために考えられた手作りのおもちゃなどを紹介しました。

 大阪を訪れた現地スタッフの研修生は、7月14日から16日まで、大阪市職員関係労働組合民生支部と摂津市職員組合が受け入れし、大阪の各地で子どもたちや保育教育関係者・地域住民との交流などを行いました。

(※) 大阪マイペンライの現地スタッフ来日研修
 大阪マイペンライは1993年4月に結成されたNGO団体でSVA(シャンティ国際ボランティア会)やタイのDPF(プランティープ財団)と協力し、タイ・ラオス・カンボジアの民衆教育運動を支援しています。
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