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更新日:2010年6月21日

自治労大阪保育部会
職場環境の改善へ/保育所 男性職員らが意見交換

男性保育所職員交流集会(2010年5月28日)

 2010年5月28日の夜、自治労大阪保育部会の男性保育所職員交流集会が大阪市内のPLP会館で開かれ、保育士・給食調理・看護師など保育所にかかわるさまざまな職場から25人が参加しました。

 交流集会は女性の多い保育所で働く男性職員らが、日常的に感じている課題やそれぞれが工夫している女性職員とのコミュニケーション方法などの意見交換の場として例年5月頃に開かれています。

 記念講演では伊藤達哉さん(熊取町健康福祉部こども家庭課参事)を講師に迎え、現在よりもさらに保育現場に男性が少なかった30年前の状況や更衣室・トイレなど日常的な不便さのなか、仕事をするうえでの思いについての講演を受けました。

 また講師は若手職員に対し「困難な点をどう克服するか。意図・ねらい・効果を考え、自分がしたいことを明確に持って欲しい」とも話されました。

 講演後には各職場の実態などについてのグループ討議を行い、職場実態について意見交換しました。女性が多いとわかって入職している保育士らに比べ、配置替えで保育所を職場にした調理員らの戸惑いが多く語られました。

 職場環境の違いを克服してきた人からの「こういう職場なんだという開き直り」との意見には笑いが起こり、一同が納得した場面もありました。

 7月30日から8月1日にかけて和歌山県で行われる自治労の全国保育集会でも同様の集会が催される予定です。

 交流集会では、全国保育集会への積極的な参加が呼びかけられました。

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