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更新日:2009年11月4日

自治労大阪第53回定期大会
2010年度運動方針など全議案が可決・承認されました

 自治労大阪は、2009年10月17日(土)に大阪市内のシティプラザ大阪で「第53回定期大会」を開きました。

 大会では95単組(※)270人の代議員が参加し、2010年度運動方針や当面の闘争方針などにかかわって、次のような課題について議論が深められ、すべての議案が可決・承認されました。

  1. 公務員制度改革にかかわる課題
  2. 現業・公企統一闘争の推進
  3. 任期付短時間公務員制度と雇い止め問題の課題
  4. 大阪府・大阪市の水道事業の統合にかかわる課題
  5. 女性の社会参加・参画にかかわる課題
  6. 賃金・確定闘争の課題、など

 なお役員選挙では、2010年度役員体制が圧倒的多数の代議員の信任で確認されました。

総会では、公企職場が抱えるさまざまな課題について協議し、その解決が模索された

定期大会では、圧倒的多数の賛成を得て、
提起した8つの議案がすべて可決・承認された

「えさきたかし」さんらが参列、ごあいさついただきました

定期大会であいさつする「えさきたかし」さんの写真

「えさきたかし」さん
(組織内予定候補)

 来賓には、2010年7月の参議院選で推薦が決定している組織内予定候補の「えさきたかし」さん、そして衆議院議員の稲見哲男さんら多くの議員に参列していただき、ごあいさつを受けしました。

「自治労も転換のとき」―― 開会あいさつ(蜂谷紀代美執行委員長)

閉会のあいさつをする蜂谷執行委員長の写真

蜂谷執行委員長は、「『コンクリートから人へ』、政権交代によって新しい歴史のはじまりを日々、実感している」と話した

 蜂谷執行委員長は開会のあいさつで「鳩山政権が発足してちょうど1ヶ月が経ちました。自民党を中心とした55年体制の終わりを実感させる政策転換が次々と打ち出され、『コンクリートから人へ』の予算配分も徐々に姿を見せてきました。新しい歴史のはじまりを日々実感しているところです。自治労も内向きから外へと脱皮するときです。まさに転換の時を迎えています」と話しました。そして自治労に差し迫る課題として、次の課題などを挙げました。

  1. 臨時・非常勤など非正規で働く仲間を自治労に迎えること
  2. 労使協定に必要な過半数組合を形成すること
  3. 労働協約が拡張適用される4分の3以上の組合組織率を実現すること、など

2010年度役員体制を確立―― 新委員長に山下博司さん(大阪市職)

新執行部を代表してあいさつをする山下新委員長の写真

新執行委員長として選出された山下博司さん(大阪市職)が新執行部を代表してあいさつした

 第53回定期大会では、信任投票による役員改選を行い、圧倒的多数の代議員の信任で2010年度役員体制を確認しました。

 新執行委員長として選出された山下博司さん(大阪市職)は、「自治労は、多種多様な運動課題を抱えている。その自治労運動の前進にむけ、あくまでも誠実に、そして真剣にさまざまな課題に対応して行きたい」と新役員を代表して決意を述べました。

 また自治労中央執行委員長の徳永秀昭さん(大阪市職)をはじめ、38人が特別執行委員として確認されています。

※単組(単位組合)
自治労に加盟する組合を単位組合(単組)といいます。都道府県、市町村および公共サービスに従事する職場ごとに働いている人たちが組合をつくります。自治労は単組の連合体であり、自治労大阪府本部は府内の各単組で構成されています。
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