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更新日:2009年10月15日

水は基本的人権、「安心・安全・安定」を確保しよう
2010年度自治労大阪公営企業評議会総会

 2009年9月18日の夜、自治労大阪の公営企業評議会(公企評)は、大阪市内で「2010年度公営企業評議会総会」を開きました。
 代議員として参加したのは、自治労大阪に結集する17単組(※)48人です。

総会では、公企職場が抱えるさまざまな課題について協議し、その解決が模索された

総会では、公企職場が抱えるさまざまな課題について協議し、
その解決が模索された

「ライフラインである水道事業が揺らいでいる」

奥野公企評議長は「生きるために重要な安心して飲める安全な水を、安定して供給できる体制づくり」を訴えた

奥野公企評議長は「生きるために重要な安心して飲める安全な水を、安定して供給できる体制づくり」を訴えた

 奥野公企評議長は、主催者あいさつのなかで地球的規模の気象変動と温暖化で自然災害や事故が多発していることにふれ、「給水人口の減少などの原因から起こる継続的な水の需要低下が、水道事業の経営の困難さや事業見通しの不確実さにもつながっています。その結果、ライフラインとしての水道事業がめざしている『安心・安全・安定』が揺らいでいます」と水道事業が置かれている情勢を語り、今後の運動課題について述べました。

安心で安全な水の安定供給めざし、協議を重ねた

 総会では、2010年度の役員体制や運動方針(案)などが確認され、公企職場におけるさまざまな課題について活発な協議が行われました。

 とくに大阪府、大阪市の水道事業の統合については、統合にかかわる課題について理解を深め、課題認識の共有化がはかられました。

※単組(単位組合)
自治労に加盟する組合を単位組合(単組)といいます。都道府県、市町村および公共サービスに従事する職場ごとに働いている人たちが組合をつくります。自治労は単組の連合体であり、自治労大阪府本部は府内の各単組で構成されています。
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