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更新日:2009年6月1日

第80回大阪地方メーデー
労働者の幸せにむけ/労働運動の飛躍と発展めざす

会場には掲げられた連合推薦の立候補予定者の写真

会場には連合推薦の立候補予定者の写真も大きく掲げられ、全力で取り組むことを確認した

 好天に恵まれた5月1日、連合大阪結成20周年を記念する第80回大阪地方メーデーが、大阪城公園太陽の広場で開かれ、5万人が会場に足を運びました。また4月23日から大阪府内の11カ所でも各地域・地区メーデーが開かれており、大阪府域では計10万人が労働者の祭典に集まりました。とくに4月27日には、非正規労働者メーデーが連合大阪で初めて開かれました。

 連合大阪は「すべての働く者の連帯で『平和・人権・労働・環境・共生』に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう」をスローガンに開催しました。また、結成20周年を祝う1年のスタートとしてメーデーを位置づけ、結成以降20年間の取り組みを総括し、労働者の本当の幸せにむけた運動を強化しようとしています。

 川口清一実行委員長(連合大阪会長)は「深刻な不況は雇用環境にも影響を及ぼし、雇用調整は派遣社員だけでなく正社員にも波及するなど、一段と悪化している」と述べ、大阪の雇用不安・生活不安が統計的にも厳しい状況にあることなどを明らかにしました。また大阪を元気にし、新たな雇用を創出するためにも府市連携・官民一体となった取り組みの強化が望まれているとして「労働者が尊重され、希望の持てる社会を作るため、安定した雇用システムや安心できる社会保障、そして内需主導の経済システムへの政策転換が重要」と提案しました。衆議院選挙では「推薦候補者全員の当選をめざして全力で取り組む」として、政権交代の実現に向けてさらなる取り組みの強化を訴えました。

 式典の最後には、メーデー宣言が採択され、すべての働く者の連帯で、労働が中心の福祉型社会、そして自由で平和な世界の実現にむけ、さらなる飛躍と発展をめざして運動の強化をはかることを誓い合うため「団結ガンバロー」を行ないました。

団結ガンバローでたたかいの強化を誓い合う府本部の参加者

団結ガンバローでたたかいの強化を誓い合う府本部の参加者

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