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更新日:2009年5月7日

労働者の使い捨ては許さない
連合大阪が非正規労働者メーデー開く

 連合大阪は4月27日(月)の夕刻、大阪市内で初めての「非正規労働者メーデー」を開きました。

 集会会場には非正規労働者や正規労働者、連合大阪の組合員をはじめ、多くの友好団体などから600人、自治労大阪からは37人が参加しました。集会のオープニングでは、お笑い芸人の「オーケイ」が、配偶者のパート労働の実態や家族のエピソードを交えた漫才で会場を盛り上げました。

 主催者を代表して連合大阪川口会長は「非正規で働く方の職場環境は極めて厳しい。働く者の尊厳を取り戻し、努力をすれば報われる社会になるよう仕組みを変えていかねばならない。非正規や正規という枠組みを超え、働く者が一緒になって立ち上がり、力を合わせて訴えていく、今がその時期であると思う。多くの皆さんのさらなる声と力を結集し、働く環境の改善につなげていこう」と力強く訴えました。

 続いて、連合大阪非正規労働センター所長の脇本事務局長は連合大阪が策定した「パート労働者組織化・均等待遇実現アクションプラン」の内容をもとに、連合大阪や構成組織での具体的な取り組みの提起を行い、「それぞれの労働組合や組合員が非正規労働者の組織化や労働条件の改善に向けて、出来ることから行動を始めよう」と訴えました。

 集会後のデモ行進では、“非正規労働者との連帯を強めるぞ”“非正規労働者の雇い止めを許さないぞ”“安心して働ける職場と社会をつくろう”と参加者が元気いっぱいにシュプレヒコールをしながら夜の御堂筋を本町から難波まで歩き、アピールを行いました。

デモ行進を行う参加者

デモ行進を行う参加者

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