HOME > 府本部の取り組み > 2009年 団結旗びらきを開催
更新日:2009年1月21日
自治労大阪は、2009年1月10日(土)大阪市内で「2009年団結旗びらき」を開きました。旗びらきには、自治労大阪に加盟する単組の代表者と多くの来賓、あわせて350人の参加がありました。また本年は、旗びらきにあわせて、自治労大阪と全国一般大阪地方本部の組織統合を記念するレセプションを催しました。
同日、先だって開いた「単組代表者会議」では、自治労大阪と全国一般大阪地方本部の組織統合を確認する調印式を執り行いました。自治労大阪は、この組織統合で、いっそう地域に根ざした労働運動をめざして取り組みを進めることを確認しました。
蜂谷委員長は、主催者あいさつで自治労大阪が「民間も含めた公共サービス労働者の雇用の安定と均等待遇の実現をめざして取り組みを進めてきた」と話しました。そして全国一般大阪との組織統合を契機に(1) 格差の是正、(2) 雇用の確保、(3) 権利の確立にむけた取り組みをいっそう進めるとし、さらに(1) 職場と地域のネットワークを拡げること、(2) 公契約条例の取り組みをはじめ、すべての労働者の待遇改善をめざすことを目標に「2009年の春闘では積極的に役割を果たしたい」と決意を述べました。
また昨年末から続いている派遣労働者を中心とした非正規雇用労働者の大量解雇問題について、蜂谷委員長は「現状のまま推移すれば2010年度までに150万人以上の雇用が失われる」とし「NPOや市民団体などが全国各地で行くあてのない人への支援を行っているが、本来は行政と政治が責任を持つべきもの」と訴えました。
2009年 団結旗びらきにあわせて、全国一般大阪地方本部との「組織統合記念レセプション」を開き、蜂谷委員長から「全国一般大阪労働組合(統合後の新名称)」へ組合旗の贈呈を行いました。
全国一般大阪労働組合の新村委員長は「全国一般大阪は、地域の未組織労働者が相談できる受け皿として、地域運動、中小労働運動を前進させるために努力を継続していく。現在の状況は、中小労働者にとっても大変なものだが、大阪においてはさらに厳しい状況に入っていくだろう。今年の春闘が正念場だと考えている。みなさんのご支援を賜りながら、働くものが中心の世の中を確立することをめざして取り組みを進めていきたい」とあいさつしました。
旗びらきでは、自治労国会協力議員団幹事長の高嶋良充参議院議員や大阪5区のいなみ哲男組織内予定候補もあいさつを行いました。とくに「いなみ哲男」組織内予定候補は、総選挙の体制を維持して元気に活動を続けていると報告し「民主党がめざしていた2010年のあるべき姿になかなか近づけないでいたが、ようやく国民のみなさんと一緒に政治を変え、経済構造を変え、社会のありようを変える最大のチャンスを迎えている。民主党の躍進による政権交代を何としても実現したい」と決意を述べました。