自治労大阪は、国際協力・国際連帯の取り組みを通して、世界の人びとと手をつないでいます。

現在、世界的な格差や貧困、地球温暖化をはじめとした地球規模での環境問題、飢餓、戦争や人権抑圧などの一国的な枠組みでは解決しえない問題が深刻化してきています。このため、自治労大阪は、国際的な協調を展望し、日常活動を通してアジアをはじめとした人びととの信頼関係の構築と連帯・協力活動の展開をはかっています。「顔と顔の見える相互の信頼」を基本に、組合員の参加・参画、公共サービス労働者の技術と知識を活かした活動として展開し、国際連帯・協力活動を構築しています。

ミャンマー難民の支援活動として、SVA(シャンティ国際ボランティア会)と協力し、難民キャンプへのスタディツアーを実施し、専門家派遣による図書館活動・翻訳絵本の支援などに取り組んでいます。中国大同市の黄土高原緑化協力事業については、緑の地球ネットワークと協力し、昨年建設した中国・大同市の「かけはしの森」での植林活動に取り組み、環境保全・緑化活動、黄土高原植林スタディツアーなどに取り組んでいます。

大阪マイペンライ(アジア保育教育交流推進実行委員会)の活動においては、タイ・ラオス・カンボジアなどからボランティア事務所スタッフの招聘・単組現場交流、現地へのスタディツアーの派遣、絵本プロジェクトなどに取り組んでいます。